のらやま通信-2001年

晩秋の梨畑では(のらやま通信 NO.84 2001年12月号)

晩秋の梨畑では 11月中旬の梨畑は、紅(黄?)葉が真っ盛り。西風が吹く毎に葉が散っています。そんな中、30年近く働いてきた梨の樹が抜かれています。幸水、豊水が普及して30年余り。経済樹令を迎えた樹が増え、改植が課題となっています。 抜根した樹 抜根作…

我が家のファンになってもらうために(のらやま通信 NO.83 2001年11月号)

我が家のファンになってもらうために 道の駅しょうなんがオープンして半年がたちました。お陰様で我が家の農産物・加工品も直売所で順調に売れています。梨、米販売に次ぐ第三の農業経営の柱になりそうです。我が家のキャッチフレーズは新鮮、健康、安全。お…

子供たちのお小遣い(のらやま通信 NO.81 2001年9月号)

子供たちのお小遣い 幸水の出荷を終え、子供達の夏休みも終わりました。高校生の長男も寮に帰っていきました。今年も子供達に助けられた8月でした。 我が家では子供達には決まった小遣いは与えていません。農家というのは毎月決まった収入があるわけでない…

セミの抜け殻の不思議(のらやま通信 NO.80 2001年8月号)

セミの抜け殻の不思議 昨年の8月号に引き続いてセミの観察シリーズ第2段です。(今年の長女(小6)の夏休み理科研究から)

2001年の梨畑から(のらやま通信 NO.79 2001年7月号)

2001年の梨畑から 2001年4月28日(写真左下) 半月前、白い花に包まれていた梨園はもう緑一色に。一つの花芽には8つの花が隠れていて、すべて交配されると一ケ所に8つの実がついてしまいます。この中から一つだけの実にして、さらに間引きます。これを摘果…

市民と農業者の融合(のらやま通信 NO.78 2001年6月号)

市民と農業者の融合 もう何年も前から都市近郊での農地が遊休化していることが指摘されていますが、一方で、ガーデニングブームや環境志向の高まりによって、農業や農作業に興味を持つ消費者・都市住民の方々も多く見られます。『手賀沼トラスト』というわが…

農産加工所「すぎのファーム」開始です(のらやま通信 NO.77 2001年5月号)

ごあいさつ わが家は梨と米の専業農家で4世代8人家族。曾祖母、祖母、母と自給用の食べ物の加工技術を受け継いできました。その思いは「子どもを成長させ、老人を長生きさせ、働き手の明日のエネルギーとなること」。この思いをそのままに、農産加工所『す…

道の駅は未知の域?(のらやま通信 NO.76 2001年4月号)

道の駅は未知の域? 4月20日に町内に道の駅「しょうなん」がオープンします。敷地内に農家有志の経営する農産物直売所が開設されます。わが家の農産加工所からも出品しようかと考えているのですが、はたして本格稼働へスタート!といけるでしょうか。

稲作のコストダウンを考えて(のらやま通信 NO.75 2001年2月号)

稲作ののコストダウンを考えて 昨今の米価急落に対処するため、米生産のコストダウンが余儀なくされています。 10a当たりの米の生産費に占める労働費の割合は約30~40%(アメリカでは5%前後)といわれています。10a当たりの労働時間は平成5年の資料では3…

環境保全米というけれど(のらやま通信 NO.74 2001年2月号)

環境保全米というけれど 今年も米作りが始まります。昨年の米価は一昨年よりさらに10%引き下げられました。減反達成による補助金だけが頼りで、稲作農家は足元ふらふらの様相です。わが家は昨年減反しなかったものですから補助金も期待できず、収穫量もふえ…

スキー、スキー、好きー(のらやま通信 NO.73 2001年1月号)

スキー、スキー、好きー 長期の休みになると、親は子供のためと称して子供をどこかに連れて行こうと考え、子供もそれを期待します。実は、親のストレス解消、脱日常の機会になっているのですが…。